説明
セット内容:本朱・溜 各1
天然素材である漆と木だからこそ味わえる、軽さと口当たりの良さ。お酒だけでなく、小さなおかずやお菓子をよそっても可愛い漆器です。お正月などの季節の行事の際には、漆の器があるだけでぐっと華やかな食卓になります。漆器は敷居が高いイメージがありますが、ポイントさえ押さえれば、簡単にどなたでも毎日の暮らしにお使いいただけます。いつも見えるところに置いて、使って、愛でていただけたら、大変嬉しいです。
浄法寺町の天台寺で発祥した浄法寺塗は、主に岩手郡安代町で生産されておりました。その安代町荒沢地区で代々漆器製作に携わっていた勝又吉郎(号 紫山、勲七等青色桐葉章)が戦後盛岡に引っ越して自宅に工房を設け、漆器製作に励んだのがうるみ工芸のはじまりです。うるみ工芸では本朱とタメという2色がメインカラーです。日の食卓に本物の漆の器を使うことによって、世代を問わず、私達日本人としての感覚を磨いていければと願っております。